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まあ、今回の規制反対の根拠にされているとおり実際えん罪を引き起こされる可能性もあるので嫌っちゃ嫌ですけど”実写で被害者も居ますよ”というお話ですから反対の意思表明をするのは微妙に気が引けますよね。
けれど本来重要なのは「これからの犯罪発生を防ぐこと」「これから子供を守ること」ですよね?・・・だとしたら過去にあった商品を消させることはこれからの需要を生み出す可能性の方が大きいわけですから「単純所持の禁止」は逆効果になる可能性の方が高いのではないでしょうか。 ”現実に存在する需要”を考えに入れて対処していかないとこれからの犯罪抑止にはなりえない。 そこはちゃんと検討してるのかしら? 今まであったモノはいきなり無くなったりはしません、無理になくそうとすれば大概”ひずみ”が発生するものです。 その”ひずみ”の被害がこれからの子供達に及ぶ可能性の方が高そうな気がするんですがどうでしょうか?
コレまでに行われた犯罪によって被害者が存在していて自分達が録られた画像が存在することを恐れている、その悲しみ辛さは想像するに余ります。 ですが、これからその人達のような被害者がなるべく増えていかないようにすることを考えるのであれば単純所持禁止という方向での規制はしない方がよいのではないかと私は思っています。
あとこの法改正が施行されることによって一番懸念されるのは密告が横行して社会が殺伐とする可能性がある事だと思っています。 気に入らない相手が居る、ソイツは何時自分に児童ポルノ(武器かよ(^^;))を送りつけてくるかわかったモノじゃない。 やられるまえにやってやる!! とかね。
それに・・・金目当ての痴漢えん罪事件が実際にあったのは記憶に新しいでしょう。
知識がないので推測に過ぎませんが、痴漢の発生率から考えてえん罪を生み出すああ言う法律が出来たのはもしかしたら仕方ないかもしれません。 でも痴漢の発生率に比べればはるかに少ないであろう”児童ポルノの作成”という犯罪を防ぐために単純所持を禁止するというのはいかがなものだろう。
おそらく法律というモノはその国家に帰属する国民が円滑に社会生活を送るために作られたルールだろう。 その目的の為に、今回の単純所持禁止という法改正案はふさわしいモノなのか否かを考えて貰いたいと思っています。
ちょっと時期はずした感はあるんですが、このあと書きためていた児ボ法の改正案絡みの意見とかブログののっけていきますね。 では。