絶望放送http://www.animate.tv/digital/web_radio/detail_104.html
からポロロッカしてきて下さった方が居られるようですね。 おいでやす<(_ _)>
エンドカードを描いた時からもちろん期待していました。
ブログとHPがもうふた月ばかりも移行中のままですのでプロフィールもありません。
とりあえずポロロッカしてきて下さった方には絶望先生と同じSHAFT制作+新房監督作品の記念すべき第一作 アニメ~月詠~ の漫画原作者”有馬啓太郎”と言えば何となく共通点を見いだしていただけるのではないかと思います。 そうそう、主役の声優さんも同じ方なんですよ。 奇遇ですねw 主役と言えばそう”さぶキャラクター男優部門”に輝かれたあの方です(本当におめでとうございます)。 主役はあの方以外にいるはずもないのに被害妄想気味なコメントがラジオでは流れておりました。 ココで正確なメールのお返事をお教えしましょう。 「だってサブリミナル主役は”彼”でしょう?」です。
でもマジで返事のメールは返ってきてませんorz ぶっちゃけ1年以上会っても居ません。 どうよ! ソレであの年賀状出す馴れ馴れしい”痛さ”は!! まあ、エンドカードの依頼受けてたから書いたんだけど。 よく考えたら「そんなこと主役の中の人は知らない」よね。 説明もしなかったよ!! わははははは・・・・・
・・・まあいいや、興が乗ったからアホ話でも公開しよう、痛い感じで突っ走ろう!
こもりきりぞうさんネタで笑っていたら「そろそろ笑ってる場合じゃねえだろ!」ともう一人の自分がささやく感じの30代独身の漫画家です。 一部ではネコミミの偉い人と言われています。 友人のネコミミ魔人は先日婚約発表しました。 どうやら人のままでは婚約は出来ないようですね。 30代独身の漫画家且つオタクですのでそろそろ魔法が使えても不思議じゃないと思うのですが、残念ながら現実にネコミミの似合う美少女がもじもじしながら告白してくるという夢はかなっておりません。 ですので頑張って脳内妄想で自給自足の生活を慎ましく営ませていただいております。 正直、赤○先生の魔法使いスキルが羨ましいです。
こんなボクですが今から数年前何かの当たり年のようにモテた時期がありました。
ウホの人にorz
私はそれまでウホの人なんて本当は居ないんじゃないかと思っていました。 ネコミミ少女を愛する私にとってウホの人達は漫画の中にいる架空の存在に過ぎなかったからです。 ・・・その年、電車の切符を買うのに難儀をしていたブラジル人のカルロスに会いました。 日本に来たばかりで友人も居ないというので時折話し相手になっていたのですが、ある日ヤツの右手がおずおずと・・・やがて大胆にオレ様の太ももを撫でてきやがったのです!
「キータロ ハ 優シイネw」
その日私は自分が全然優しくない人間であることを知りました。 つーか、最初は何が起こったのか理解できず、ただ気持ち悪さにその場を飛びのいた感じです。 そのままその場を離れて会わないで居たら、数ヶ月後再びカルロスから連絡があって新宿での飲み会に誘われました。 前回の別れ際の態度があまりに宜しく無かった気がしていたし、この時点で「あれはオレの勘違いだったのでは!?」と思いたがっていた私は誘いを無碍に断るのもどうかと思って参加を決めたのでした。 テクテクテク・・・カルロスの友人達と一緒に飲み屋に向かって歩いていきます。 テクテクテク・・・
「なあ、カルロス」 「なんだい!? キータロー」 「ここから向こう側はね、新宿2丁目と言って日本のゲイの人達のたまり場なんだぜ!」 「エエッ、シラナカタヨー」
テクテクテク・・・行き交う人達の雰囲気が違います。 昔、高校の頃の友人(腐女子)が上京してきた時に一緒に連れられてきた時以来です。 その時はすれ違った人に「いやね、女連れよ」と言われました。
テクテクテク・・・正面から歩いてきた人が何かに気付いたようです。
「HEY! CARLOS!!」 ハイタッチでパーーーん!
知っとるやん! お前バリバリこの場所に知り合い居るやん!!
もう、疑いようのない事態にじりじりと危機感が高まっていきます。 しばらくすると目的の飲み屋に着いたのですが、ふと気付くとさっきまで居たカルロスの友達達が姿を消しており、ボクとカルロス2人きりです。 冷や汗が流れました。 ・・・もしかして気を使われている!? チークタイムってこと!!??
「トリアエズお店ハイロッカw」 入りません、断じて入りませんとも!!
「友達との飲み会なんだから合流しないと駄目だろ?」そう言うとカルロスは僕を待たせて友人達を探しに行きました。 正直、困惑マックスです。 ・・・このまま一人で逃げ帰ろうか?・・・いや、しかしそれは友人(?)としてはどうか!? 店の外で途方に暮れているとゲイのカップルが話しかけてきました。 「貴方、ノンケなの?」 「ええ、そうですよ」 「こういうところ、興味あるのかしら?ww」 「趣味・趣向は個人の自由だと思うのでどうこう思いませんけど、ボクは興味ありません」
「でもでもっw ア・ナ・タに興味がある人はいるかもよォ~~www」
目の前がクラクラとしたけど、その時点では何とか平静を装った(ノД`) 「このお店に入ろうとしてたんじゃないの? 入っちゃいなさいよw」 「いや、でも友達を待たないと・・・」
「新しい セ・カ・イ ひらけちゃうカモカモよォwww」
新しい世界を開くわけにはいかないのでカルロスを置いてボクは逃げた。 それ以降、電話にも出なかった。 しかし私のネタ人生は同じ年にもう一つイベントを用意していたようだ。 念のため、その年以降一切縁がないことをここに明記しておく。
その呪われた年の5月、私はイタリアのベネチアにいました。 友人二人と早朝に夜行列車で到着したのですが、早朝すぎてメインの観光名所が未だオープンしていません。 すると水路沿いに見つけた教会が朝早くから開門してくれているじゃありませんか。 私たちは喜び勇んでその教会に足を踏み入れました。
歴史を感じさせる重厚な作りの教会は荘厳で神秘的です。 そこで私は教会の修道士に声をかけられました。 失礼なことに帽子をかぶったまま教会内をうろついていた為です。 非礼をわびると彼は親切に教会の中を案内してくれました。 大潮の時にはここまで海水が浸水する・・・等々興味深い話をしてくれ・・・ていたようです(だって英語だもん)。 一階の広間を案内し終わると彼は言いました「パイプオルガンを見せてあげようw」。 パイプオルガンの音は大好きですし、普通は入ることの出来ない中二階にある演奏席を見せてくれるというのです。 私は喜んでついていきました。 中二階にある演奏席は一階の大広間からは死角になっていて見えませんが演奏席からは一階部分がよく見えます。 ふと下を見るとたまたまその場にいなかった友人二人が再び広間にいるのがわかりました。 「ココのスイッチを入れると音が鳴るから触らないように」 とか「ココで演奏すると広間の背後にそびえるパイプから音が出る」といった普通の会話の後、椅子に座る様にうながされました。 で、椅子に座りました。
何故か一人がけの狭いイスに親切な修道士様も一緒にお座りになられました。
「この鍵盤を弾くと音が出るんだ」修道士の左手はパイプオルガンの鍵盤の上で弾くフリをしています。 右手は・・・・・オレ様の背中から右脇腹を揉みしだいています。 想像外の攻撃にオレ様大パニックです。
た・・・助けてっ!!
マジで声が出ません。 一縷の望みをこめて一階の広間を見ます・・・・すると友人二人は教会から外に出ようとして居るではありませんか! ・・・絶望した!! 絶望したけどもう助けは来ないとわかったので必死に自力での脱出を計る。 「と・・・友達が教会を出ていったので、ボ・・・ボクも追いかけないとっ!」
今になって考えると何を遠慮していたのかさっぱりわかりませんが、相手を刺激しないように中二階から広間に移動すしました。 中二階と言っても結構な高さの位置にあって、しかも其処に通じている階段は人一人通るのがやっとなくらいに狭い。 引きつった笑顔(怒ればいいのに・・・)を浮かべるオレ様に修道士が言う。 「What,s your name? My name is carlo」またカルロ(スがないけど)かよ!!
何故か素直に名前を教えるオレ。 狭い通路、背後に修道士。 オレ様の肩越しに抱きつきながら「キィ~タロ、キ~タロ、キィ~タロ~~」と素っ頓狂な声でささやき続ける。
いいか、お前等! 痴漢ってのは最悪だ!! 好意も何も抱いていない相手に体を触られるってのはマジで虫酸が走る! エロ本で良くある「嫌がってるクセに感じてる」なんてのはあり得ない現象だ!! ”嫌がってる”相手はマジで”嫌がってる”んだ! 良く覚えとけ!! オレは痴漢撲滅を心より推奨する!!!
一階の広間に着いたとたん脱兎の如く教会から逃げ出した。 周囲を見ると件の友人達が教会脇の広場で何やら談笑している。 這々の体で彼等の所に行くと一部始終を説明した。
「あ、やっぱりそうだったのw」 ・・・・え!?
「いや、なんかさあ~彼有馬君と2人きりになりたそうだったから気を利かせたんだよぉ~」
どれだけオレ様がイヤな思いをしたのか彼等にこんこんと説明した後、年長者の方が満面の笑みを浮かべながらこう言った。
「坊主というもの洋の東西を問わず男が好きで・・・www」
このセリフを言いはなったのが、エンドカードの依頼者である。